預貯金の預け替えによるメリット

正しく知って賢く活かそう、預貯金の預け替えによるメリット

皆さんは、今までに預貯金の見直しをしたことがありますか?それって何、と思われた方もいらっしゃるのではないでしょうか。預貯金は、一度預けたらそのままなんとなく継続している、という人が意外に多いのではないかと思います。

しかし、預貯金は、そのままにしておくのではなく、預け替えを考えるだけでメリットが生まれる可能性があるのです。預けている金額が多くなればなるほど、金利に影響を受ける利子の差も大きくなります。そのため、預貯金の金額が多い人ほど、預け替えを検討するべきだということになります。それでは、預け替えの方法について考えてみましょう。

預け替えと一言で言っても、その先は様々です。候補としては、定期預金・個人向け国債・地方債などが考えられますが、慣れていないうちであれば、やはり危険の少ない定期預金から始めましょう。

ところで、同じ定期預金という形であっても、預け入れ期間も金利も、商品によってかなり差があります。一般的に、預け入れ期間が長いものほど金利が高くなっています。そうなると、やはり金利を優先して、期間を長く設定した方がいいのではないかと思いますよね。

だからといって、金利の高さだけで選んでしまうと、いざお金が必要になったときに、途中解約せざるを得ず、結果として普通預金と変わらなくなったというようなことがないとも限りません。

また、定期預金は多くの場合が固定金利となっており、預け入れた時の金利がずっと続くことになります。そのため、低金利の時に長期間の預け入れをしてしまうと、金利が上がってもその利益を受けられない可能性も出てきます。そのため、金利が低い時であれば預け入れ期間が短い方が良いことになり、金利が高い時であれば逆に預け入れ期間は長い方がいいということになります。

こうして考えてみると、金利の動きの予想は難しいですし、そのために預け入れの期間も簡単には決められないということがわかります。そのため、そのお金がいつ頃必要かということも含めて、先のことを視野に入れ、預け入れ期間や金利などを総合的に見て決める必要があるのです。

預貯金の他の預け替えの例では、先ほど挙げた個人向け国債や地方債などがあります。個人向け国債には種類が2つあります。1つが5年満期で固定金利もので、もう1つが10年満期で変動金利ものです。これは、国が元利を保証しているので、安全面では問題がありません。

しかし、そういった組み合わせになっていることと、金利の変動は先が見通せないことから、どちらを選ぶべきかの判断が難しくなっています。そのため、最初から個人向け国債への預け替えは難しいと言えます。これが地方債となると、発行元が財政破たんした場合などを考えると、さらに難易度が高まります。

そのため、預貯金の預け替えを考えるのであれば、いずれの場合も金利の高さだけに目を向けるのではなく、まずは安全に運用できることを第一に、どのように預け替えるのかを検討しましょう。